旅行知識

台湾旅行にビザは必要?種類や申請の方法は?

B級グルメやスイーツなどの食べ歩き、世界に誇る故宮博物院といった観光名所も多く、

手軽な海外として人気のある台湾。

一方で日本経済との結びつきも強く、商用や起業を志して訪れる人も多くいます。

では、台湾への渡航時にビザは必要でしょうか?

ここでは台湾ビザの種類や必要性について、わかりやすくまとめて紹介しています。

※ ビザ(査証)とは…
他国籍の入国希望者を事前の身元審査(書類や面接)によって入国しても問題がないと判断した証書。

台湾旅行でビザは必要?

台湾旅行するとき、短期であればビザは必要ありません

特に2017年の改正以降、日本人に対してビザなし渡航の条件が緩和されていて、

現在では次のようになっています。

日本人のビザなしの条件(台北駐日経済文化代表処よりまとめ)
  • 滞在可能日数は90日以内
  • 予定滞在日数以上の残存期限があること
  • 台湾からの出国予定を確認できること
    往復航空(乗船)券、予約券、別の国への渡航券とビザなどの所持
  • 観光・商用・親戚訪問などを目的とした短期滞在であること
  • 入国審査上、特に問題のない人
  • ただし、ビザなしで入国した場合、滞在期間の延長はできませんので、注意しましょう。

    また、パスポートの有効期限が滞在日数以上あっても、

    あまりギリギリだと不測の事態に対応できない可能性があります。

    期限に余裕のあるパスポートを所持していくようにしましょう。

    なお、島という台湾の特性上、入出国できる空港と港は次のように定められています。

    《 台湾の出入国可能な空港・港 》

    分類 名称
    空港 桃園国際空港、台北松山空港、台中清泉崗空港、嘉義空港、
    台南空港、高雄小港国際空港、澎湖馬公空港、台東空港、
    花蓮空港、金門尚義空港
    台北港、基隆港、台中港、高雄港、花蓮港、
    金門港水頭港區、馬祖港福澳港區

    また、ビザなしでの入国回数に制限は設けられていませんが、

    繰り返し行う(=ビザラン)と犯罪を疑われる原因になりかねないので、注意してください。

    そして、以上の条件に1つでも当てはまらない場合(長期滞在や就労など)はビザが必要となります。

    ビザの種類はどんなものが?

    台湾のビザには「停留査証」と「居留査証」の2種類があり、

    目的によってそれぞれ細かく分類されています。

    入出国の回数(エントリー)は選べることが多いので、

    有効期間や滞在可能日数によって適切なものを申請するようにしましょう。

    エントリーの種類(価格は代表処のもの)
  • シングルエントリー(60日)
    滞在可能日数60日以内、有効期間90日以内
    申請料5,300円
  • マルチプルエントリー(60日)
    滞在可能日数60日以内、有効期間365日以内
    申請料10,500円
  • マルチプルエントリー(90日)
    滞在可能日数90日以内、有効期間365日以内
    申請料10,500円
  • それでは、それぞれのビザについて見ていきましょう。

    停留査証

    観光や短期間の商用、交換留学や語学研修、退職者用のロングステイなどが適用となるビザです。

    細かく分類されているので、適切なものを取得するように注意してください。

    商務(ビジネス)用

    商談や技術指導、貨物の検品、研究・開発など、出張のような短期業務に用いるビザです。

    申請するにはこれらの目的に合致しているほか、パスポートの残存期限が15ヵ月以上必要です。

    交換留学用

    半年以下の交換留学(大学、修士課程、博士課程)に適用されるビザです。

    中国語研修で指定校に留学する場合は次項のビザが適用になるので、注意してください。

    語学研修用

    指定された27校(国立台湾師範大学、国立政治大学など)に

    語学研修を目的として留学する場合に利用できるビザです。

    指定校の入学許可証や滞在資金を証明することが必要です。

    日本人退職者用

    日本人の退職者を対象にしたビザです。

    滞在可能期間が180日間のマルチプルエントリーですが、滞在期間を過ぎれば再申請も可能です。

    期間内の延長申請はできないので、一度出国してから再手続きとなります。

    申請の条件は、

  • 55歳以上の日本人であること
  • 定年退職していること
  • 約500万円以上の個人資産を保有していることの証明
  • 年金受給者であることの証明
  • パスポートの残存期限が9ヵ月以上あること
  • 海外旅行保険への加入(半年以上)
  • 犯罪歴がないこと
  •  
    となっており、配偶者の同行に年齢制限はありませんが、婚姻関係の証明を求められることがあります。

    ワーキング・ホリデー

    台湾では年間2000名(2018年現在)を対象にワーキング・ホリデーを認めており、

    専用の停留ビザを発給しています。

    ワーキング・ホリデー リーフレット

    就労できるとは言っても、あくまでも3か月以内の就学が目的の観光ビザであり、

    その間の就労は付随したものといった形になりますが、

    職種や時間に制限がない(風俗関連は除く)という特徴があります。

    ただし、ビザの取得には条件があって、

  • 申請時に日本在住の日本国民であること。
  • 過去に台湾のワーキング・ホリデー査証の発給を受けていないこと。
  • 申請時の年齢が18歳以上30歳以下であること。
  • 被扶養者を同伴しないこと。
  •  
    となっています。

    なお、有効期限は発給から180日となり、入国日からの起算ではないので注意しましょう。

    現地での延長(180日間まで)も可能です。

    また、申請には専用の書類がありますので、間違えないようにしましょう(別項参照)。

    居留ビザ

    6ヵ月以上の赴任や現地での雇用・投資・投資・宗教活動などに該当する場合や、

    就労者が配偶者・未成年者を帯同する場合、

    留学などを目的として6ヵ月以上滞在する場合に必要なビザです。

    滞在可能期間は申請内容によって異なります。

    なお、居留ビザを取得した人は、

    台湾入国後15日以内に台湾各地にある移民署で居留証を申請することが法で定められています。

    申請先と申請方法

    台湾へのビザはオンラインで申請するシステムです。

    専用WEBサイト(下記)がありますので、そこに個人情報を入力し、登録します。

    ビザ申請書WEBサイト(一般用、就労用、ワーキング・ホリデー用)


    ※ ↑一般用フォーム

    登録したら「ビザ申請書」をプリントアウトし、署名欄に自筆で署名の上、

    必要な書類と共に大使館・総領事館に相当する『代表処・分処・弁事処』の窓口に提出します。

     
    主なビザ申請に必要な書類は次の通りですが、

    例外や変更もありえますので後述する関係機関で確認すると良いでしょう。

    《 ビザ申請時に必要な書類 》

    ビザの種類   添付書類
    共通書類 ・パスポートとコピー1通
    ・一般ビザ申請書1通
    (専用WEBサイトで作成したビザ申請書(一式二枚)を
    プリントアウトしたものにパスポートと同じ署名をする。)
    ・証明写真2枚(3.5cm x4.5cm、6ヵ月以内に撮影)
    ・ビザ手数料(前項参照)
    停留ビザ 観光用
    (60日)
    ・共通書類
    (パスポートの残存期限はシングルエントリー6ヵ月以上、
    マルチプルエントリー15ヵ月以上)
    ・入国・出国用の航空(乗船)券
    ビジネス(商務)用 ・共通書類
    (パスポートの残存期限15ヵ月以上)
    ・入国・出国用の航空(乗船)券
    ・在職証明書1通
    (印鑑証明書と同様の印を押したもの)
    ・台湾への出張証明書1通
    (印鑑証明書と同様の印を押したもの)
    ※滞在期間、訪問先会社の連絡先・業務内容等を明記。
    ・勤務会社の印鑑証明書と登記簿謄本各1部
    ※記載のない書類は発行日から3ヶ月以内
    半年以下の交換留学
    (大学、修士課程、
    博士課程)
    ・共通書類
    (パスポートの残存期限6ヵ月以上)
    ・留学先の入学許可書原本とコピー1通
    ・現在所属する大学の在学証明書1通
    (発行日から3ヵ月以内)
    退職者180日滞在用
    (55歳以上適用)
    ・共通書類
    (パスポートの残存期限9ヵ月以上)
    ・日本の無犯罪証明書1通
    (発行日から3ヶ月以内、開封厳禁)
    ・5万ドル相当(日本円約500万円)の
    財力証明書(銀行の残高証明書等)
    ・年金(厚生・国民)を受給している証明と
    コピー1通(原本の提示後返却)
    ・半年以上の海外旅行保険(医療保険及び傷害保険)の
    加入証明書とコピー1通
    (原本の提示後返却)
    ※配偶者の同行には3ヵ月以内の戸籍謄本が必要
    語学研修用
    (中国語の勉強)
    ・共通書類
    (パスポートの残存期限6ヶ月以上)
    ・留学先の入学許可書原本とコピー1通
    ・銀行または郵便局の残高証明書原本とコピー1通
    (発行機関の印鑑の押印或いはサインがあるもの)
    (発行日から3ヶ月以内、50万円以上)
    ・学習計画書1通(中国語学習の動機と学習計画)
    ワーキング・ホリデー ・パスポート
    (パスポートの残存期限6ヵ月以上)
    ・ワーキング・ホリデービザ専用申請書1通
    (専用WEBサイトで作成したビザ申請書(一式二枚)を
    プリントアウトしたものにパスポートと同じ署名をする。)
    ・証明カラー写真2枚
    (4cm x5cm、6ヵ月以内に撮影)
    ・履歴及び台湾における活動の概要
    (所定フォームあり)
    ・一年以上の海外旅行保険の加入証明書
    (原本とコピー1通)
    ・往復の航空券
    ・20万円以上またはそれに該当する財力証明書
    (銀行の残高証明書等。30万円以上の財力証明書が
    あれば往復航空券は不要)
    ※ビザ手数料無料
    居留ビザ 雇用(赴任)・投資 ・共通書類
    (パスポートの残存期限6ヶ月以上)
    ・中華民國官庁(勞動部/經濟部投資審議委員會)許可書原本と
    コピー1通
    家族の呼び寄せ
    (呼び寄せ人が
    外国人の場合)
    ・共通書類
    (パスポートの残存期限6ヵ月以上)
    ・日本の戸籍謄本1通(3ヵ月以内)とコピー2通
    ※戸籍謄本の認証が必要(ビザ申請時に受付)
    ・呼び寄せ人の台湾外僑居留証
    (ARC card、有効期限が6ヵ月以上)の両面コピー1部
    (但し、呼び寄せ人と同時申請する場合は、
    代わりに人数分の中華民國官庁の許可書コピーが必要)
    ※翌々日発行
    家族の呼び寄せ
    (呼び寄せ人が
    本国人の場合)
    ・共通書類
    (パスポートの残存期限6ヵ月以上)
    ・台湾の戸籍謄本1通
    (3ヵ月以内、全戸の戸籍謄本。
    記事欄が省略されておらず、婚姻登録、配偶者の国籍
    及び外文姓名が記載されていること。)
    ※「戸口名簿」は不可。
    ・日本の戸籍謄本1通(3ヵ月以内)とコピー2通
    ※戸籍謄本の認証が必要(ビザ申請時に受付)
    ・無犯罪証明書1通(3ヵ月以内、開封厳禁)
    ・健康診断書1通
    (3ヵ月以内、病院のフルネーム印必要)
    ※健康診断書は所定フォームを利用して、
    行政院衛生福利部指定の病院または
    日本の病院、医院に検査を受け作成してもらうこと
    ・呼び寄せ人のパスポートコピー1通
    (申請者が未成年者の場合は父母双方の
    パスポートコピー各1通)
    ※翌々日発行、本人が申請すること
    留学
    (大学、修士、
    博士課程)
    ・共通書類
    (パスポートの残存期
    限6ヵ月以上)
    ・留学先の入学許可書原本とコピー1通
    ・健康診断書1通
    (3ヵ月以内、病院のフルネーム印必要)
    ※所定フォームを利用して、行政院衛生福利部指定の病院
    または日本の病院、医院に検査を受け作成してもらうこと。
    ・現在所属する学校の在学証明書1通
    (交換留学の場合3ヵ月以内)
    宗教活動 ・共通書類
    (パスポートの残存期限6ヵ月以上)
    ・最高学歴の卒業証明書
    ・日本で所属の宗教団体登記簿謄本、印鑑証明書
    ・日本で所属の宗教団体からの派遣書及び履歴書
    ・履歴書
    (聖職歴の詳細及び2年以上の聖職活動に
    従事した経歴の説明が必要)
    ・中華民国における教会または宗教団体の招聘状
    ・日本の無犯罪記録証明書1通(開封厳禁)
    ・健康診断書1通
    (3ヵ月以内、病院のフルネーム印必要)
    ※所定フォームを利用して、行政院衛生福利部指定の病院
    または日本の病院、医院に検査を受け作成してもらうこと。
    ・招聘する宗教団体の中華民国における法人登記証書
    ※本国から許可が降りた後ハガキにて連絡が来るので、
    パスポートと査証手数料を窓口に持参。
    ビザ発給はその翌開館日。
    ※本人が直接窓口にて申請
    起業家 ・共通書類
    (パスポートの残存期限6ヵ月以上)
    ・最高学歴(高等学校以上)の卒業証明書
    及び成績証明書の原本(3ヵ月以内)とコピー1通
    ・経済部投資審議委員会が規定する書類
    ※本国から許可が降りた後ハガキにて連絡が来るので、
    パスポートと査証手数料を窓口に持参。
    ビザ発給はその翌開館日。

     
    ※居留査証 健康診断書 所定フォーム
    ※ワーキング・ホリデー 履歴書・予定行動 所定フォーム(Wordファイル)

    特に記載がないビザに関しては翌開館日に発給となりますが、状況により日数がかかる場合もあります。

    また、代理人による申請も可能ですが、窓口に上記の書類と併せて

    代理人の身分証明書(パスポート・免許証・マイナンバーカードのいずれか)と

    コピーの持参が必要です。

    郵送による受付は行っていませんので、オンライン登録後、必ず窓口で申請してください。

    午前中申請・手数料1.5倍額となりますが、緊急時などに即日発給できるビザもあります

    ただし、審査上問題があった場合やビザの種類によっては日数を要するものもある(表を参照)ので、

    余裕を持って申請することをおすすめします。

     
    なお、ビザ申請をする代表処・弁事処・分処には管轄があり

    開館日や手数料などが違う場合もありますので、

    詳細は各ホームページなどを確認しておくと良いでしょう。

    台湾 ビザ関係機関
  • 台北駐日経済文化代表処  ホームページ(ビザ関連)
    東京都港区白金台5-20-2
    電話: 03-3280-7800
    FAX: 03-3280-7923
    管轄: 関東甲信越地方(東京都、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、長野県、新潟県)、東北地方(福島県、山形県、秋田県、宮城県、青森県、岩手県)
  • 台北駐日経済文化代表処横浜分処 ホームページ(ビザ関連)
    横浜市中区日本大通り60番地 朝日生命横浜ビル2階
    電話: 045-641-7736~38
    FAX: 045-641-6870
    管轄: 神奈川県、静岡県
  • 台北駐大阪経済文化弁事処 ホームページ(ビザ関連)
    大阪市北区中之島2-3-18中之島フェスティバルタワー17階・19階
    電話: 06-6227-8623
    FAX: 06-6227-8214
    管轄: 近畿地方(大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県)、東海地方(愛知県、岐阜県、三重県)、北陸地方(富山県、石川県、福井県)、中国地方(鳥取県、島根県、岡山県、広島県)、四国地方(徳島県、香川県、愛媛県、高知県)
  • 台北駐大阪經濟文化辦事處福岡分処 ホームページ(ビザ関連)
    福岡市中央区桜坂3-12-42
    電話: 092-734-2810
    FAX: 092-734-2819
    管轄: 九州地方(福岡県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、長崎県、佐賀県)、山口県
  • 台北駐日経済文化代表処札幌分処 ホームページ(ビザ関連)
    札幌市中央区北4条西4丁目1番地 伊藤ビル5F
    TEL: 011-222-2930
    FAX: 011-222-9909
    管轄: 北海道
  • 台北駐日経済文化代表處 那霸分処 ホームページ(ビザ関連)
    那覇市久茂地3丁目15-9アルテビル那覇6階
    電話: 098-862-7008
    FAX: 098-861-6536
    管轄: 沖縄県

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