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約80年ぶりに復活した五所川原の立佞武多 こだわりのアートに迫る

こんにちは!michikakuです。

今夏日本列島は非常に暑かったわけですが、ようやく涼しくなってきた気がします。

8月上旬から中旬にかけて、秋田から北海道にかけて旅行に出かけていました。

東京があまりにも暑く死にそうでしたので、逃亡しました!

上野から新幹線に乗って新青森駅に到着し、あまりの涼しさに「風邪ひくんじゃないの!?」と感じましたが、

旅行中に風邪をひくことはありませんでした(今頃になって風邪をひきましたが……)

最初に訪れたのは青森ですが、8月上旬に青森で何が行なわれるかご存知ですか?

そう「ねぶた祭り」です。ねぶた祭りの最終日にあわせて、ねぶたを見学に行きました。

一番の目当ては、五所川原で行なわれる「立佞武多」です。

今回は、五所川原の立佞武多でしか味わえない魅力について紹介します。

3大ねぶた祭りで一番おすすめが五所川原

青森県だけでなく、近隣では岩手県の花巻市などでも行われているねぶた祭り。

青森県には、「3大ねぶた祭り」に数えられるものがあります。

青森と弘前、そして五所川原ですね。

3大ねぶた祭りのすべてを観ましたが、規模からいうと青森市のねぶた祭りが大きいと思います。

しかし一番好きなのは、五所川原の立佞武多です。

五所川原ってどこ?

青森市や弘前市は県下でも大都市なので、名前を聞いた人も多いでしょう。

でも五所川原の場所が知らない、あるいは五所川原という名前を聞いたことがないという方もいるかもしれません。

場所的には、青森市の左隣、弘前市の上に位置します。

青森市でしたら東京から新幹線で一本で行けますし、弘前へも新幹線の新青森駅から特急列車で移動できます。

ところが、五所川原へ行くのはかなり大変です。

一応、弘前市と青森市からそれぞれバスが発車していますが、約90分くらいかかります。

弘前駅から五能線という列車が出ていますが、本数もそれほど多くない。

不便な場所なんですね。

しかし、そんな五所川原の立佞武多が一番印象的でした。

五所川原の立佞武多は何が魅力的?

ねぶたを観に行った人ならわかりますが、非常に巨大な鉾ですね。

有名な青森市のねぶたといえばこんな感じです。

この青森のねぶたは最終日の夜に、船に浮かべてライトアップするんですね。

遠くから見てもわかるくらいの大きさなんです。

一方、五所川原の立佞武多ですが……

こちらは縦にスケールアップしています。

五所川原に立佞武多の館という観光施設がありますが、建物にすっぽりと入るくらいの大きさなんです。

立佞武多の館を外から写真に収めるとこんな感じ。

このガラス張りの部分にさきほどのねぶたが入っているのですから、どんだけデカいんだよってことです。

縦に伸びた迫力を目の前で体験できるのが五所川原の魅力なんです。

さっそく立佞武多を楽しむ!

五所川原の立佞武多ですが、8月4日から8日まで夜に開催されます。

五所川原駅から立佞武多の館まで続く通り沿いを、立佞武多が巡行するわけですね。

夕方ごろに立佞武多の館からねぶたが移動し、ライトアップでの巡行に備えます。

地元の人は携帯用の椅子やゴザを敷いて鑑賞しますが、さすがに東京からもってくるわけにはいきません(笑)

うろうろしていると、有料席が用意されていました。1席がちょうど1000円

当日の夕方に五所川原に到着しましたが、余裕で有料席をゲットできました!

それにしても、立佞武多の大きさ!

間近で観ると、立佞武多の迫力に圧倒されます。

なかには、小さなねぶたやオブジェもたくさん。

19時から21時までの約2時間でしたが、あっという間に終わってしまいました。

他にもたくさんのねぶたを見ることができますが、

是非ご自身の目で体感してみることをおすすめします。

背景を知ると楽しさアップ!80年ぶりに復活した立佞武多

立佞武多を鑑賞するだけでも楽しいのですが、深く知ろうとするとなかなか奥が深い!

そのねぶたの背景を知ることでまた違った楽しみ方ができるんです。

 

さきほどチラッとご紹介した立佞武多の館ではねぶたの歴史を知ることができます

五所川原の立佞武多は、1996年に約80年ぶりに復活しました。

高さ約20mもありますから、邪魔になるんですね。

そういうこともあって、長い間立佞武多を封印していたわけです。

で、なぜ立佞武多が復活したのかというと、昔の立佞武多の設計図が地元の方の家でたまたま見つかったということ。

それで復活させてみようという声が上がったわけですね。

しかし長い間封印されてきた立佞武多なんで、実際作成したねぶた師はいません。

 

ちなみに青森市のねぶた祭りでは「ねぶた名人」という最高のねぶたを製作できるねぶた師が代々います。

ねぶた作りの伝統が引き継がれているのですね。

そういった引継ぎがないわけですから、当然立佞武多を復活させるにも苦難があったそうです。

これが「下絵」と呼ばれるもの。

この下絵をもとに、骨組みやらを作っていきます。

実はこの下絵という仕組みができて、まだ50年くらいとのこと。

千葉作龍さんという青森市のねぶた名人が『名人が語る・ねぶたに賭けた半世紀』という著書の中で、

昭和40年代初頭(1965~68年頃)に下絵が生まれたと証言しています。

ねぶた名人などのプロのねぶた師が、1年どころか3年かけて構想を練ってねぶた作りを行なうわけです。

五所川原の立佞武多は1996年に復活しましたが、復活するのにどれだけ大変だったというのは、

ねぶた名人の千葉さんの話からも容易に想像できます。

五所川原の立佞武多の場合、新作は1年に1つだけだそうです。

ちなみにこの立佞武多、立佞武多の館の中に製作所があります。

なんといっても高さ20mもありますので、パーツをつくっていきそれを最後に組み合わせて完成だということです。

竹でできた骨組みの上に紙をカラフルに貼りつけていくみたいですね。

訪れたのがまさにねぶた祭り開催中なので、もちろん立佞武多の製作が行なわれていません。

ただ立佞武多の館内に資料や模型がありますので、そこから「こんな風に作っているんだ!」ということがなんとなくわかります。

立佞武多の館

所在地:青森県五所川原市大町506-10
時間:4~9月 9~19時
   10~3月 9~17時
電話:0173-38-3232
料金:大人 600円
   高校生 450円
   小・中学生 250円(立佞武多展示室)
アクセス:JR五所川原駅から徒歩5分

まとめ

いかがでしたか。

青森市のねぶた祭と違い、間近で大きな立佞武多を鑑賞できるのは魅力的です。

夜店もたくさん並んでいますので、焼き鳥を食べながら椅子でゆっくり観るのも可能。

かならずしも土日を挟むとは限りませんが、平日に観に行くだけの価値があると思います。

それと同時に、深く知ろうとするといままで見えてこなかったねぶた祭りの実際がわかってきます。

毎年1台新作の立佞武多がお目見えするので、それを楽しみに毎年訪問してもいいわけ。

立佞武多の館で見学するもよし。

私もまた五所川原に訪れたいですね。

アメリカからヨーロッパ、アジアに至るまで30ヵ国以上の訪問があります。ロンドンにも住んだ経験があり、フィッシュ&チップスやイングリッシュ・ブレックファストを懐かしく思う今日この頃。現在は国内の怪しいスポットや温泉巡りが趣味です。

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