こんにちは!michikakuです。
山梨県面白スポット第2弾ということで、続いては河口湖エリアから選抜しました。
その名も「青い富士山カレー」!
B級グルメとも呼ぶべき青色のカレーです。
今回は、富士山カレーの試食とともに、レストランのある富士山世界遺産センターを取材してきました。
外国人観光客もたくさん訪れる河口湖
富士山を眺められるスポットは静岡県の三島や箱根などいくつか存在しますが、その中でも富士山を間近に見られるのが河口湖です。
何と言っても「富士山駅」なんてあるくらいですから(笑)
山梨県側から富士山方面に向かう場合には、中央線の大月駅から富士急行線に乗ります。
甲府駅から河口湖行きのバスがあるようなのですが、石和温泉にある桔梗信玄餅工場に寄りましたので、遠回りの鉄道ルートを今回利用しました。
富士急行には「フジサン特急」や「富士山ビュー特急」といった特急列車も走っているようですが、タイミング悪く各駅停車の列車で向かうことになりました。
ちなみにフジサン特急を河口湖駅で拝見できましたので、記念にパシャリ!
訪問したのが1月4日と正月シーズンということもあり、外国人観光客が結構乗車していました。
外国人観光客へのおもてなし用に、英語で書かれたお店も駅周辺に点在していました。
富士山世界遺産センターはこんな場所
青い富士山カレーを食べられる店は、富士山世界遺産センターの中にあります。
2013年6月にユネスコの世界文化遺産に富士山が認定され、それを機に富士山世界遺産センターが建設されたそうです。
富士山世界遺産センターは河口湖駅から少々離れていますが、今回は徒歩で向かうことにしました。
道中、富士山を所々で拝見できます。
バス移動では中々味わえない醍醐味で、たまには徒歩で目的地まで向かうのもいいかもしれませんね(笑)
富士山が間近に見えるのも当然のことで、目的地のすぐ近くに登山道の入り口があるのです。
富士山の山頂へは、
- 吉田ルート
- 富士宮ルート
- 須走ルート
- 御殿場ルート
の4つの登山道があるのですが、吉田ルートの入り口である「北口本宮冨士浅間神社」がすぐそばにあるんですね。
近くには富士急ハイランドや温泉などもあり、想像よりも観光スポットがある印象です。
約30分くらい歩いて、富士山世界遺産センターに到着。
青い富士山カレーを食べられるLava Cafeの営業時間終了30分前の15時30分頃に富士山世界遺産センターに到着しましたが、建物の場所がよくわからない!
どうやら北館と南館があるようなのですが、富士山カレーを食べられるのはどちらかアタフタ。
Googleマップで確認して、北館までダッシュで向かいました(汗)
青い富士山カレーを提供するLava Cafe
北館の2Fに、青い富士山カレーを食べられるLava Cafeがあります。
Lavaは日本語で「溶岩」を意味する英語で、富士山世界遺産センターには溶岩が展示されるなど、まさに「溶岩」がフィーチャーされています。
お昼時を過ぎ、閉店間際ということもあり、人はまばら。
ラストオーダーの時間や青い富士山カレーが売り切れてないか気になり、店員に確認すると、まだ青い富士山カレーを食べられるとのこと。
Lava Cafeまで目当てのグルメを体験しに再び東京から山梨まで移動するのは大変ですからね(笑)
Lava Cafeの目玉は、何と言っても青い富士山カレー!
緑や黄色のカレーを見たことはありますが、青いカレーを見るのは初めてです。
ちなみに2019年1月11日から、Lava Cafeでは赤い富士山カレーが販売開始されたとのこと。
(出典:SNSで話題沸騰の「青い富士山カレー」第2弾が登場! 葛飾北斎名画 通称赤富士をモチーフにした 『赤い富士山カレー』が新登場)
私が訪問した1週間後に販売開始でしたので、赤い富士山カレーを見ることはできませんでした。
青い富士山カレーのほかにも、溶岩ドッグや富士山で採れた天然水も販売されているようです。
青い富士山カレーと溶岩ドッグの食券を、販売機で購入することに。
富士山カレーは2種類あり、通常サイズの富士山カレーと特大サイズとがあります。
特大サイズを30分以内に間食すると、タダとのこと。
特大サイズは3000グラムと流石に量が多いので、通常サイズのものを注文しました。
溶岩と火口を模した「溶岩ドッグ」
まずは溶岩ドッグ。
溶岩を模して黒色のパンにホットドッグをはさんでいるみたいですね。
竹炭を使って色を黒くしているとのこと。
ケチャップがちょうど溶岩の火口を表しているようです。
Lava Cafeに来るまで、桔梗信玄餅工場での桔梗信玄ソフトしか食べていないのもあって、あっという間に完食!
食べ終わると、皿には「Have a Good Day(良い一日を)」の文字が。
細かいところに工夫が凝らされていますね。
クリーミーな青い富士山カレー
続いて、お待ちかねの青い富士山カレー。
食用の着色料で青くしているそうです。
周辺にまぶしたチップは溶岩、キュウリ(?)の漬物は樹海を表しているのでしょうか。
味はというと、カレー独特の辛さというよりも、クリーミーさが印象に残りました。
せっかく(?)なので、青い富士山カレーを崩して遊んでみました(笑)
溶岩ドッグを乗せた皿のように、青い富士山カレーの皿にも文字が書かれているのかと期待しましたが、こちらには何も書かれていませんでした。
所在地:山梨県南都留郡富士河口湖町船津6663-1
山梨県立富士山世界遺産センター北館2F
時間:9~16時
電話:0555-72-0259
アクセス:河口湖駅からバスで10分
富士山世界遺産センター内にある展示室
富士山世界遺産センターには、富士山カレーを食べるスペース以外にも展示室が併設されています。
北館1Fには土産物を販売するショップのほかに、無料で見学できる簡易の展示室があります。
南館のほうは有料で、こちらは本格的な展示室になっています。
富士山カレーを食べるのが目的でしたが、結構本格的な展示室でしたので急遽入場することにしました。
撮影可能か確認すると、動画はダメだけど写真を自由に撮ってもいいとのこと。
富士山と信仰
富士山と聞くと、何を思い浮かべるでしょうか。
日本一高い山をまず思い浮かべるとして、そのあとは中々思い浮かばないのではないでしょうか。
富士山と信仰とが深く結びついているそうです。
山岳信仰自体は、奈良時代にはすでに行われていたそうです。
一方富士山の信仰が盛んになるのは、江戸時代に入ってからとのこと。
もともと修験者が苦行を行なうのがメインであった信仰が、善行寺参りのような庶民が行なう形態へと変化したのだそうです。
今では、夏になると行列を作って富士山山頂を目指す登山客がたくさんいますね。
もう一つのメイン「溶岩」
南館には、富士山信仰の説明以外にも、巨大な富士山の模型などが飾られています。
その中でもう一つの目玉が「溶岩」
Lava Cafeで溶岩ドッグを食べましたが、南館内には溶岩が飾られています。
わざわざ溶岩を富士山世界遺産センターまで取り寄せたとのこと。
こうやってナマで溶岩を見ると、溶岩ドッグが黒い原因がわかってきますね。
まとめ
いかがでしょうか。
青い富士山カレー目当てでLava Cafeに訪れる方も私を含めてちらほらいましたが、富士山世界遺産センターに訪問する客も結構いて驚きました。
富士山信仰だけでなく、富士山の噴火の歴史など知ることができ、少し得した気分になりました。
青い富士山カレーのほうも、レトルトで販売しているそうですので購入してはいかがでしょうか。

アメリカからヨーロッパ、アジアに至るまで30ヵ国以上の訪問があります。ロンドンにも住んだ経験があり、フィッシュ&チップスやイングリッシュ・ブレックファストを懐かしく思う今日この頃。現在は国内の怪しいスポットや温泉巡りが趣味です。
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