台湾

台湾西門町の老舗カフェ「蜂大咖啡」で、朝一杯のコーヒーを飲む

みなさん、コーヒーはお好きですか?

私は好きというかもう中毒で、朝1杯のコーヒーを飲まないと1日が始まりません。

そうしたこともあり、日々時間を見つけては面白いカフェを探しては行ってみるということを繰り返しています。

台湾には沢山のカフェがあって、どの店も個性的でとても面白いんですよ。

今回はそんな数ある台北のカフェの中から、西門町のとあるカフェをご紹介いたします。

西門町についてちょっとご紹介

西門町といえば、音に聞こえた若者の街

きらきらと着飾った大勢の若者たちで賑わう西門町は、ガイドブックでは台北のセンター街などと称されています。

そんな華やかなエリアですから、一見するととても新しい街のように思えるかも知れませんね。

しかし西門町の駅を出てすぐのところにある西門紅樓や少し南下したところにある西本願寺の跡地などが、昔の西門町の面影を色濃く残してもいます。

西門紅樓の竣工は1908年。当時はその形状から、八角堂と呼ばれていました。

1908年と言えば日本による台湾統治が始まってから13年が経った頃。そうした時代ですから、この建物の設計者は近藤十郎さんという日本人だったりします。

そんな100年以上も昔に日本人によって建てられた建物が、映画館やら服飾店などの華やかな建物に埋もれて残っているのですから、西門町とはなんとも不思議な所です。

西門町の老舗の喫茶店「蜂大咖啡」を尋ねる

蜂大咖啡の外観
さてそんな西門町に、100年以上とは言いませんが、創業してから60年以上という古い歴史を持つカフェがあります。

屋号は「蜂大咖啡」西門町駅の1番出口を出西門紅樓の前を通り過ぎてそのまま真っ直ぐ進むと、すぐに見えてくる喫茶店です。

騎樓(建物の一階部分を人が通れるようにしたアーケード状の歩道)の部分に横長の看板が取り付けられているので、店舗を見落とすことはないでしょう。

「蜂大咖啡」の創業年は1956年。もともとは「蜂大食品」という、養蜂と貿易に関する業務を行っていた会社でした。

屋号の「蜂大」は同会社並びにカフェの創業者が、養蜂業に因んで「蜂蜜大王」と呼ばれていたことに由来するそうです。

それが諸々の経緯を経てコーヒーを売るようになり、現在の蜂大咖啡となったのだとか。

お店のロゴマークに蜂の巣のような六角形が描かれていますが、本当に蜂と関係があったわけですね。

店のちょうど向かいあたりに臺北天后宮という廟がありますので、いきなり商店らしからぬきらびやかに飾り立てられた建物が見えたら、その建物の道路を挟んだ反対側です。

店の前に並んでいるお菓子を注文してから店内へ

店の前には大きなガラス瓶が並べられていて、中にはいっぱいのクッキーのようなお菓子が詰められています。その下のガラスケースにもお菓子がいっぱい並んでいて、その様はなんだか昔のお煎餅屋さんを彷彿とさせます。

瓶詰めのお菓子は港式のお菓子です。港とは香港の港のことで、港式はつまり香港式ということ。

蜂大咖啡の合桃酥と雞仔酥

いくつか種類がある中から、私は合桃酥雞仔酥を選びました。合桃はクルミという意味で、ややパサパサした感じのクッキーです。雞仔酥は甘さとしょっぱさが一緒になった味がします。私は好きですが、甘じょっぱい味が苦手な人はあんまりかも知れませんね。

これらのガラス瓶に入っているお菓子はメニューには載っておらず、店内に入る前に先にガラスケースのある所で購入する必要があります

お店の人に直接、これをくださいといえば大丈夫ですよ。お金もその場でお支払いしてしまってください。

合桃酥は1つ20元で雞仔酥は1つ15元。お皿に載せて出してもらったものを自分でテーブルに持っていきましょう。

カウンターの前にはコーヒー豆がたくさん入った透明な棚と、コーヒー豆を炒るための大きな機械が。機械が動いていると、コーヒー豆のいい香りが漂ってきます。

コーヒーを選んで注文しよう

蜂大咖啡の内観

港式餅乾(クッキー)の注文を済ませたら、店員さんの案内に従ってテーブルに座りましょう。テーブルの上にはメニューが置かれているので、それを見て何を注文するか決めます。

メニューは漢字で書かれているので焦るかもしれませんが、メニューの下部には英語も記載されているので落ち着いて注文するものを選びましょう。

蜂大咖啡のメニュー

注文を終えたらコーヒーが来るまでしばし待ちます。

待っている間にお店の中を観察してみると、色々な発見がありますよ。

壁の上の方をぐるりと囲うように掛けられているレリーフはコーヒー豆の栽培からコーヒーになるまでの工程を描いたもののようです。

レリーフの一番最後の部分と思しきところに刻まれたコーヒーポットには、「蜂大咖啡」の文字があるのがわかります。特製なんですね。

奥の方の席に座れたら、窓ガラスの向こうに西門紅樓を眺めることもできます。

蜂大咖啡の蜂大綜合咖啡と冰淇淋雪泡

上の写真は「蜂大綜合咖啡」(85元)と「冰淇淋雪泡」(120元)。蜂大綜合咖啡はお店の名前が付いているだけあって、看板商品のコーヒーだそうです。

この他にももちろん沢山の種類のコーヒーがあります。ブルーマウンテンやコロンビアなど豆の産地を冠したメニューの並びには、台湾産の豆を使用した「台湾咖啡」も入っています。

台湾産のコーヒーは豆の値段が比較的高いためどこの喫茶店でも必ず取り扱っている豆ではないので、これを機会に試してみるのも良いでしょう。

また「蜂大水滴冰咖啡」(85元)というアイスコーヒーも、こちらもお店の看板メニューです。

こちらのアイスコーヒーはとっても濃い目。アイスコーヒーの他に、アイスコーヒーの上にアイスクリームを浮かべた「水滴冰淇淋咖啡」もあります。アイスクリームとコーヒーをよく交ぜて飲むととっても美味しいですよ。

コーヒーの他に、紅茶や甘い飲み物もあります。台湾のカフェの例にもれずメニューがめちゃくちゃ多いので、何を飲もうか選ぶのがちょっと大変です。値段は大体85元くらいから。

11時までの限定、モーニングメニューを注文しよう

蜂大咖啡の朝食のセットメニュー

蜂大咖啡には朝の8:00〜11:00限定で朝食のセットメニューがあります。

内容は目玉焼きとトーストに、コーヒー、紅茶、牛乳のうちのいずれかがつくというもの。これで100元という驚異のお値段なので、大変人気のメニューです。

そんな素晴らしいメニューを提供しているわけですから、特に土日の朝などは当然大混雑します。席が空くのを待つために、店の中や外に並んで待つ必要があることも。焦らず気長に外で待ちましょう。

また大人気すぎてみんなが注文するため卵がなくなり、トーストのみになってしまうなどということもあります。

それでもお値打ちメニューなことに変わりはないので、どうぞコーヒーとトーストを楽しんでいただければと思います。

目玉焼きは、ぜひまた今度来た時に召し上がってくださいね。

朝の西門町散策はおいしいコーヒーからスタート

西門町といえばやはり一番賑わうのは夜ですが、朝から蜂大咖啡でご飯を食べ、西門紅樓を見て台湾のアーティストたちの作るオリジナリティ溢れるお土産を買い、臺北天后宮にお参りして西本願寺跡でのんびり写真を撮る、なんていう楽しみ方もできます。

まだ半分眠っているような西門町の姿は、ちょっと新鮮ですよ。

夜の賑やかさと比較してみるとギャップがあって面白いです。
そんな西門町散策ルート、ぜひ、蜂大咖啡からスタートしてみてくださいね!

蜂大咖啡

営業時間 8:00〜10:00

住所 台北市萬華區成都路42號

https://www.facebook.com/%E8%9C%82%E5%A4%A7%E5%92%96%E5%95%A1-183855974985361/

台湾が好きすぎて、ワーホリビザを利用し渡台した神奈川県産女子。
ワーキングホリデー期間中に仕事が見つかったのをいいことに、そのまま台湾に(合法的に)居着いて現在に至る。
都市部で美味しいものを食べ、古い町並みや廟を見るのも好きなら、海で泳いだり山を登ったりするのも好きと、
割と節操なく色々なところに出没しては遊び倒している。
主な燃料はコーヒーとミント。
時間がある時はよく新北市や台北市のカフェを巡って徘徊している。
最近は平日は看板猫のいるカフェでだらだらコーヒーを飲み、休日は海か山にいることが多い。

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