こんにちは♡Luanaです。
グルメ天国の台湾を訪れる旅行者は、ホテルの朝食を付けないという人が多くいます。
そんな時「せっかくなら台湾式の朝ごはんを食べてみたい!」と思いませんか?
今日ご紹介するのは、個人的にもオススメの人気の朝ごはん店「味鼎」。
路地裏にあるカフェのような可愛いお店で、手作りの “台湾式朝ごはん” が食べられます。
サクサクな食感の蛋餅など、オーナーさんのオススメ3品を早速ご紹介しましょう☆
目次
味鼎で食べられる台湾式朝ごはんとは?
メニューは台湾式のクレープやおにぎり、豆乳など・・・たくさんあります!
昔から親しまれている庶民的な朝ごはんが揃い、中には今風にアレンジされている物も。
お店の魅力は、小麦粉を練って作る生地でさえオーナーさんの手作りであるところ♪
特にクレープはサクっと軽い口当たりで、他店にはない美味しさです!
台北で十数年暮らす私は、今回初めてそれを食べてビックリ (´⊙ω⊙`) しました。
小さいカフェのようなお店の外観と内観
住宅の1階にたたずむお店。
こう見ると非常に小さいんですが、
店内は縦長の作りで意外と奥が広そうです。
入り口の所からキッチンになっており、外からでも調理する様子が見られます。
カウンター上に無造作に置かれた黄色い籠は無視して・・・( ̄▽ ̄)
とりあえず中に入ってみましょう!
パステルカラーで可愛い店内には、30人位が座れそうです。
正直言ってこのカフェっぽい雰囲気が、ものすごく意外!!
なぜなら私が知る “台湾式の朝ごはん店” と言えば・・・
うちは食堂 (*・ω・)ノ
みたいな所ばっかりなので。
しかも、こちらは50年の歴史があるお店。
だから椅子やテーブルがベタついているような、時の流れを感じるお店だと思い込んでいました。
こんな素敵なお店だったとはっ (・∀・)
種類豊富なメニューをチェック
カウンターの真ん中に置かれているオーダー表を見てみると、
内容は日本語でも書かれているから分かりやすい!
種類がたくさんあるので、半分づつチェックしてみたいと思います。
まず、表の左半分に書いてあるのは
- 蛋餅(台湾式クレープ)
- 燒餅(焼きクレープ)
- 飯糰(台湾式おにぎり)
- 自製品(自家製品/予約制)
燒餅(サオビン)はモチモチ感がないピザ生地、または、表面がカリカリのパンに近いです。
1つのメニューを除き、蛋餅、燒餅、飯糰の全てにチーズまたは卵がトッピング可能。
あと他にも、お持ち帰り用で自家製品の唐辛子と蛋餅の生地も売られています。
そして右半分には何があるのかと言うと、
- 饅頭(おまんじゅう)
- 單品(単品)
- 飲料(飲み物)
饅頭(マントウ)は中華蒸しパンのこと。
こちらのお店では、ハンバーガーみたいに具を挟んだものが食べられます。
そして注目すべきなのが飲み物!
豆乳や、豆乳を使った物が多いんです。
それらを書き出してみると、
- 豆漿(豆乳)
- 無糖豆漿(無糖豆乳)
- 豆漿紅茶(豆乳入り紅茶)
- 豆米漿(豆乳のビーナッツドリンク
- 鮮奶豆漿(牛乳+豆乳)
- 豆花
- 鹹豆漿(しょっぱい豆乳)
これは・・豆乳好きの私は・・・
気分が上がってきたーっ o(≧▽≦)o
絶対食べてほしい!蛋餅と鹹豆漿
初めて訪れるお店なので、30歳台くらいの3代目オーナーさんにオススメを聞きました。
「日本人のお客さんに人気があるよ~」と言って教えてくれのが、
- 豬扒蛋餅加起司(ジューバーダンビンジャーチースー)
- 漿爆飯糰(ジャンバオファントワァン)
- 鹹豆漿(シェンドウジャン)
もちろん今回はこの3つをオーダーします!
店員さんの中には、オーダーする際に使う程度の簡単な日本語が話せる人も♪
待っている間にテーブルをチラリ。
置いてある調味料は、お醤油(白い蓋のボトル)と、醤油膏(理科室にありそうな緑のボトル)。
醤油膏(ジャンヨウガオ)はトロミがあるお醤油で、台湾ではよく蛋餅にかけて食べます。
ちなみに私は・・・何もかけない派!
とろ~りチーズと柔らかい豚肉の “豬扒蛋餅加起司”
それでは食レポ始めます♪
まずは豚肉クレープにチーズをトッピングした “豬扒蛋餅加起司”。
お皿からはみ出た状態で堂々と登場!
そう言えば、日本のコンビニでも売られている “ブリトー” に見えなくもない蛋餅は、
皮はサックサクで、中には大量のチーズが入っています♡
ほんのりお醤油味の厚めに切られた豚肉は柔らかく、ブラックペッパーがきいた味。
やっぱり調味料は何も付けずにそのままで
かなり美味しいっ (≧∇≦)
そして食べている途中に、店員さんが自家製の唐辛子を持って来てくれました。
せっかくだから、ちょっとだけ取って食べてみたんです。
そしたらですね・・・
超激辛っ ( ゚д゚)
あまりの辛さに汗まで出てきました!
「食べる唐辛子」くらいの辛さでしょー、なんて大間違い。
蛋餅の皮だけでなく、唐辛子にもオーナーさん魂が込められています。
95元(約337円)
モチモチ、カリカリ、とろ~りが美味しい “飯糰”
次は、チーズ卵おにぎりの “漿爆飯糰”。
台湾式朝ごはんの “おにぎり” は、太巻き型をしています。
前回の記事では、紫米の飯糰が美味しい専門店をご紹介しました!
食べやすいように半分に切られ、それぞれがビニール袋に入っています。
普通の白米ではなく、モチモチな食感の糯米に包まれた具は
- 油條(香ばしい揚げパン)
- 肉鬆(甘じょっぱい乾燥肉)
- 菜圃(たくあん)
- 半熟蛋(半熟卵)
- 起司(チーズ)
このようにチーズと卵の他にも、色々と入っています d( ̄  ̄)
とろ~りチーズと半熟卵は安定の美味しさで、チーズが伸びる伸びる♪
香ばしくカリカリの油條を食べると、まるでトンカツとご飯を一緒に口に入れているような食感です。
肉鬆が甘じょっぱいので、おにぎりが全体的に少し甘みがあります。
お腹がいっぱいになること間違いなしのボリュームですよ!
60元(約213円)
熱々を食べたい絶品の豆乳スープ。鹹豆漿
最後に、日本ではなかなか食べられない豆乳スープの “鹹豆漿” 。
テーブルに運ばれた時、店員さんがラー油を片手に「辛い?」と聞いてきました。
「ラー油いる?」の意味だと分かり、少しだけ入れてもらうことに。
ラー油は普通の辛さなので安心してOK!
鹹豆漿の中にはザーサイ、干しエビ、ネギが、上には油條が浮かびます。
調味料の1つとしてお酢も入っているため、熱々の豆乳が少し固まって、
出来立てのおぼろ豆腐のようになるんです。
別のお店で食べた時は全く固まらないという事もあったので、見た瞬間に思わず
イエス♡ ( ̄▽ ̄)
スープは丁度良い酸味がきいていて、ザーサイのコリコリした食感も楽しめます。
これはもう本当に絶品。
60元(約213円)
お店がある場所
日本人の旅行者がよく泊まるホテルや、デパートが集まる場所で知られる中山区にあります。
でもお店の周辺には学校、オフィスビル、オートバイ修理店などが集まる、非常にローカルな所。
逆に、こんな場所だからこそ訪れたい夜市「遼寧街夜市」がすぐ近くにあるんです!
HOZさんが下の記事でご案内していますよ☆
ちなみに内湖区にも、オーナーさんのご家族が経営されている「味鼎蛋餅」があります。
同じく手作りのお店ですが、今回ご紹介した店舗の方がメニューは多めです♪
お店の行き方
台北を移動する際に便利な、電車のMRTで行きましょう!
緑色の松山新店線、または、茶色の文湖線に乗って「南京復興駅」で下車。
2番出口の出る方向にもよりますが、左または左にUターンをして真っすぐ歩きます。
(遠くに見える “兄弟大飯店” とは逆の方向に進む感じです。)
最初にぶつかる目の前の大通り「龍江路」を左へ。
ひたすら真っすぐ歩き、途中にある交番を過ぎたら残りあと少しです!
目の前に “全聯” というスーパーが現れたら・・・
その路地を左へ行くとお店があります。
駅から徒歩7分ほどなのでアクセスも良し。
「味鼎」で美味しい蛋餅と鹹豆漿をぜひ食べてみて!
ご紹介した3品はオーナーさんのおすすめだけあって、全て美味しかったです。
「そんなに食べられない」という場合は、蛋餅と鹹豆漿が特におすすめ!
朝早くからお昼まで営業しているため、早起きの人にも、ゆっくり起きる人にも向いています♪
静かな路地裏にあるカフェのようなお店「味鼎」で、手作りの台湾式朝ごはんを楽しんで下さいね☆
住所:台北市中山區龍江路21巷3號
電話:02-2772-3685
営業時間:5:45〜12:00(土日~13:00)
定休日:無休
