你好!チッヒーです。
日本国内でブームの「火鍋」
日本でも食べる機会はあるけれど、やっぱり本場台湾で、火鍋を味わいたいですよね!
今回は、鍋好き台湾人がこぞっておススメするお店「鼎王麻辣鍋」をご紹介したいと思います。
「どんなメニューがあるの?」「お味は??」
など、気になる疑問を、お店の雰囲気、アクセス方法と合わせて、詳しくレポート致します!
目次
鼎王麻辣鍋はどんなお店?
台湾で「超」がつくほどの人気店!
元々は、台中忠孝夜市の屋台からスタートしたお店ですが、
30種類以上の漢方を使った身体に優しいお鍋に、一度食べたら忘れられないお味が評判を呼び、
現在では、台北市内に3店、台中市内に3店、桃園・新竹に各1店、高雄に2店、更に台湾のお隣・香港に1店舗のお店を構えるようになりました。
そもそも火鍋とはどんなもの?
「火鍋」の文字を見て、火を噴くほど辛い鍋‼だとイメージする方もいると思いますが・・。
中国語で言う火鍋の意味は、「火にかけて煮込みながら食べる鍋料理」になります。
日本とは異なる火鍋の特徴は、鍋が2つに仕切られており、
片方に香辛料がたっぷり入った赤くて辛いスープ「麻辣鍋(マーラー鍋)」
もう片方に、豚骨や鶏から出汁をとった「高湯(ガオタン)スープ」
といった一つのお鍋で、2種類のスープが楽しめるお鍋です♡
鼎王麻辣鍋人気のお鍋は、「鴛鴦鍋(おしどり鍋)」
スパイシーな麻辣鍋に、酸味のある「東北酸菜(スウヮンツァイ)鍋」の2種類です!
単品でもオーダーが可能ですが、お店に来るほとんどのお客さんは、この鴛鴦鍋をオーダーします!
2種類のお鍋の中に、肉や魚介類、野菜などお好きな具材を入れて、ぐつぐつ煮込みます♡
★高級感溢れる中華スタイル★お店の外観&内観!
お店の外観は、なんともいえない貫禄と存在感‼
胸が躍る興奮を抑えながら、早速中へ入ります!
店内に入ると、茶系を基調にした落ち着いた雰囲気。
アンティーク感のある木製のテーブル席に、しなやかで美しい花や女性が描かれた漢画が魅力的です♡
椅子の座る部分が日本人に馴染み深き「畳」になっているので、リラックスした状態で、食事を楽しむことができます♪
他、お店に飾られている高級感のある花瓶や
歴史が感じられる鉄製のポットも素敵♡
スタッフはとってもフレンドリー!
洗練されたシックな空間で、家族や恋人、仲間達と特別な時間を過ごすことができます!
日本語も記載あり!鼎王麻辣鍋のメニュー
観光客が多く訪れる「鼎王麻辣鍋」
メニューには、
- 中国語
- 英語
- 日本語
- 韓国語
で記載されており、店員さんも英語や日本語を話すことができます!
観光客には慣れているので、初めて訪れる方でも問題なしです♪
メニューをめくると、
まずは、お鍋のスープについてのご紹介!
お店1番人気の「鴛鴦鍋(おしどり鍋)」
麻辣鍋&酸菜白肉鍋の2種類のスープです。
こちらは、酸菜白肉鍋、麻辣鍋の単品スープ!
麻辣鍋の辛さは、
- 小辣(小辛)、
- 中辣(中辛)
- 大辣(大辛)
- 特辣(激辛)
の4段階に分かれています。
辛いのが苦手な方は、小辣にすると良いでしょう!
酸菜白肉鍋の酸味も
- 小酸
- 中酸
- 大酸
の3段階に分かれています。
初めて食べる方は、好き嫌いが分かれやすいスープなので、小酸がおススメです!
お店推薦メニューの数々。
牛リブロースや牛豚2種類のお肉セット!
他、台湾食材ホルモンや中華揚げパン等の8種類‼
次に続くは、
極上の上質なお肉からリーズナブルなお肉までいろいろ選べる「肉類」
そのまま食べても大丈夫!台湾の煮込み料理「燙滷」
お鍋に欠かせない!練り物料理「丸滑」
ちょっとリッチに☆「海鮮」
台湾っぽい鍋具材は、「伝統」から・・
お鍋にマストな新鮮野菜「疏菜」
更に、喉の渇きを潤す「ドリンクやお酒類」です。
メニューの最後には、お店でのご利用方式が、日本語で詳しく記載されています!
※お店のシステムが気になる方は、最後のページをご確認下さい。
お店NO1!具だくさん‼病みつきになる絶品火鍋!
今回オーダーしたメニューは以下の7種類!
- 鴛鴦鍋(おしどり鍋) 【鍋底スープ代1名】TW$150(日本円:約534円)
- 特級牛肉(特選霜降り牛肩ロース) TW$298(日本円:約1061円)
- 梅花豬肉(豚肩ロース)TW$288(日本円:約1025円)
- 豆皮(硬め・揚げ湯葉)TW$98(日本円:約349円)
- 蛋餃(卵餃子)TW$98(日本円:約349円)
- 高麗菜(キャベツ)TW$88(日本円:約313円)
- 韓国不到翁拉麺(韓国風ラーメン)TW$98(日本円:約349円)
鉄瓶の急須に入ったサービスのお茶は、スイートな香り漂うピーチティー☆
飲みやすくて美味しい♡
ポットの中のお茶を飲み終えてしまっても、再度お湯を注いでくれます。
さてさて、やって来ました~‼ お待ちかね♡ 2つに仕切られた鴛鴦鍋‼
これが食べたかった~♡
鍋が運ばれてきた時から、すでに、具がたくさん♡
麻辣鍋の中には、
- 滷鴨血(鴨の血の豆腐)
- 滷豆腐(煮込み豆腐
- 蒜苗(ニンニクの芽
がたっぷり入っています!(^^)!
プルプル、お豆腐食感の滷鴨血!
スープがしっかり染み込んだ滷豆腐!
こちらの食材は、スープと一緒にどんどん補充してくれるので、食べども食べどもなかなか具が減らない(^^)
もう一方の酸菜白肉鍋にも、酸っぱい酸菜がた~くさん入っていました♡
こちらも同様、スープがなくなれば、スープと一緒に、たくさんの酸菜を入れてくれます!

発酵食品である酸菜には、酵素やビタミンCががたくさん含まれています!
毛穴対策、シミ予防、緩和、お肌のハリ感を高める美容効果が期待できるんですよ!
更に、豚肉と合わせることで、糖質の代謝を助ける働きがあり、ダイエット中の方にもおススメです!
両方とも、食べ応えアリアリ‼
熱々の煮立ったお鍋の中に、お肉・キャベツ・豆皮・蛋餃を、均等に入れて、いただきま~す!
お味は噂通り!
バターや選りすぐりの野菜&フルーツ、数十種類の香辛料を混ぜ合わせた麻辣スープは、
芳醇な香りと旨味が楽しめる絶品スープ!
辛さは、小辣にしたので、若干の辛さはありますが、口当たりはまろやかなので、スープだけでも飲みやすい!
小学生の子供も食べられました。
酸菜スープは、とにかく酸菜の酸味が中毒的にくせになる♡
どちらもすごく美味しいけど、筆者はどちらかというと、酸菜鍋の方が好きかな(*^^*)
一通り食べ終えたところで、ご飯とタレを取りにいきました。
2種類のタレ(麻辣鍋用と酸菜鍋用)に刻み葱
炊飯ジャーの中にホクホクの白米があります。
ご飯はおかわり自由のセルフサービスになっています♡
第二段開始!
ご飯を食べながら、お肉をタレにつけて食べる♡
薄くスライスされた牛肉や豚肉は、鍋に入れてから、6秒後ぐらいが食べ頃だそうです。
お店で、一番お手頃なお肉をオーダーしましたが、柔らかくて美味しかったです★
※お肉の煮すぎには注意しましょう!
最後の〆には、ラーメン!(^^)!
その間にも2回ほど、スープや具材の補充に、店員さんがきてくれました♡
休日だったので、90分の時間制限がありましたが、60分を過ぎた頃には、満腹すぎて動けず・・(*ノωノ)
残りの時間は、お茶を飲みながら、まったりと過ごしました。
鼎王麻辣鍋への行き方は?
台北市中山區に位置する「鼎王麻辣鍋(長安店)」
最寄駅は、松山新店線「松江南京站」
4番出口を出たら、駅を背にして、松江路を直進します。
EVAGREENのホテルを超えて、遠東国際商業銀行の信号手前を左折します。
長安東路沿いをそのまま直進します。
左手に、パイナップルケーキの有名店「台北犁記(Taipei Leechi)」があります!
更に超えてまっすぐ歩くと、左側に、鼎王麻辣鍋店があります!
斜め向かい側には、台北火鍋有名店「老四川」もありますよ!
↓↓↓
お鍋といえば・・以前、Luanaさんがご紹介した「長白小館」の酸菜白肉鍋もおススメです!
松江南京站の2つ隣の駅、「台北小巨蛋(Taipei Arena)」駅の近くには、
人気の台湾式朝ごはん屋さん「秦小姐豆漿店」があります。
ご参考にして下さいね♡
鼎王麻辣鍋の基本情報!
- スープ1種類につき、お一人様120元がかかります。鴛鴦鍋の場合は、お一人様150元。
- 1テーブルにつき650元のミニマムチャージが設定されています。
- 単体鍋を注文した後でも、150元を追加すれば、鴛鴦鍋に変更が可能です。
- 鴛鴦鍋は、麻辣鍋+白だし鍋にすることも可能です。白だし鍋の場合は、酸菜ではなく、キャベツ或いは白菜に変更になります。
野菜の追加は有料になります。 - 土日祝日等の混み合う時間は、90分の時間制限があります。
- 食材の持ち込みは原則禁止ですが、清掃料として100元の支払い義務があります。
- アルコール及びドリンクの持ち込みは、1本毎につき、100元の追加料金があります。
- お店で注文したスープは、持ち帰り(打包=ダーバオ)が可能です。
その際にお包みする袋は、2元かかります。 - お会計は、10%のサービス料がかかります。
夏は、汗をダラダラ流しながら食べる火鍋。冬は、身体の芯から温まる火鍋。
一年を通して、美味しい火鍋をお楽しみ下さい!
以上、鼎王麻辣鍋レポでした♡