こんにちは♡台湾在住のLuanaです。
いきなりですが、「ミシュランガイド台北」に載っているお店に行ってきました!
その杭州小籠湯包は、台湾を代表するグルメ “小籠包” が美味しいと地元でも評判です。
本当のところ味はどうなのか、お店は一体どんな感じなのか、メニューは何があるのか、日本語は通じるのか……?
皆さんが気になる事を色々と調べてきたので、早速レポートします☆
目次
杭州小籠湯包ってどんなお店?
杭州小籠湯包(ハンゾウシャオロンタンバオ)は、現在台北市に2店舗あります。
その店名は、本店が位置する台北の杭州南路という通りから名付けられました。
オーナーさんは昔からそのエリアに住み、炭火焼き店を経営していた黄さん家族3人。
お店のメニューを増やすため、麺料理の修行を積んだところ、それが大好評。
以来、徐々にお店のメインメニューになり、店舗も増えて今に至ります。
信念は「高級料理の小籠包をもっと安く皆が食べられるグルメに」。
……なるほど。
今でこそ誰でも食べられる小籠包ですが、昔は高級料理だったんですね☆
私たち庶民の気持ちを分かってくれるオーナーさんに対し、
すでに好感度がUP (≧∇≦)
ミシュランガイドのお墨付き
“美味しい小籠包のお店” として、ネットでもガイドブックでも常に登場する、杭州小籠湯包。
さらに!
「ミシュランガイド台北2018」では、ビブグルマンの評価(☆は付かないが、安くておすすめの店舗)を得ているんです。
これはとっても……
楽しみっ ヽ(*´∀`)
お店がある場所
すでに書いたように、市内には下記の2店舗があります。
- 大安區(本店)
- 松山區(民生東路店)
そして今回は、民生東路店に行ってみました。
なぜなら、最寄りのMRT(電車)の駅が台北松山空港(臺北松山機場)駅の隣なんです!
その2駅間の乗車時間は3分 ( ̄▽ ̄)
という事はですね……

“弾丸旅行” に来る人、 “到着後や帰国前に美味しい小籠包が食べたい” という人に、ピッタリのロケーションです!
お店までの行き方
MRTの茶色い文湖線に乗って「中山國中」駅で下車。
1ヵ所しかない出口を出たら右へ。
400mほど先にある最初の大通り「民生東路」にぶつかったら目の前の横断歩道を渡り
渡り切った所の左手にある横断歩道を、また渡ります。
さらに進行方向に少し歩いて行くと
お店の看板が見えてきました。
後ろの白いマンションの1階がお店です。
駅から徒歩5分ですよ (・∀・)
赤と金の色使いがオシャレ♪お店の外観と内観
お店を目にしてまず思ったのは、
赤いっ (´⊙ω⊙`)
非常に目立ち、分かりやすくていいと思います!!
外からも噂の小籠包を作っている様子が見えるので、待っている間も目で楽しめそうですね!
それでは店内に入ってみましょう。
中は……
金色ですっ!
いや……よく見ると木の色も混じっているんですが、印象としてはフロアー全体が金色。
しかも、モダンなデザインで、オ・シャ・レ (・∀・)
それもそのはず。
こちらのレストランを設計されたのは、世界的に有名な日本人の建築家「丹下健三」さんのご子息で、同じく建築家の「丹下憲孝」さんなんですよ☆
それに加えて、写真で写っている所の左側や前後にも席があるんで、とっても広~いお店。
「有名店なのにお客さんがいなくない?」なんて思っているかも知れませんが、実はこの時すでに13:30。
写真も撮りづらいし並ぶのが嫌いなんで、お昼時の混雑をわざと外しました d( ̄  ̄)
休憩を挟まずにお昼から夜まで通しで営業しているのは本当にありがたい!
ちなみに、夜は18:30~19:30ぐらいが最も混むそうです。
豊富なメニュー。迷ったら冠マークを選んでみて
笑顔が素敵で親切な店員さんが持ってきてくれた、メニューをチェックしてみましょう!
まずは小籠包以外のお料理から。
お酒の肴になりそうな物から、
ガッツリ食べたい時に選べる炭水化物まであります。
お値段は日本円で約660~1,800円。
そして、日本語で料理名が書かれているから分かりやすいっ ( ̄▽ ̄)
美味しそうなデザートも色々あって種類豊富。
迷ってしまう人は、人気メニューに付いている冠マークを選べば間違いなしです。
台湾ビールや紹興酒だってあります!
さて、今回訪れた目的の小籠包のメニューはと言うと……。
全部で6種類あって、しかも、4個入りと8個入りが選べます。
これなら少人数で訪れても、多くの種類を食べられるから嬉しいですよね♪
そして店員さんに「おすすめは?」って聞いたら、すぐに返ってきた答えが
- 小籠湯包
- 絲瓜蝦仁湯包(ヘチマとエビ)
なんでも、日本人にとっても好評なんだそうです。
でも、同じく冠マークがあるこの2つも気になるなぁ (。・ω・。)
- 蟹黃湯包(カニみそ)
- 鮑魚湯包(あわび)
と言う訳で!
上記の4種類(4個入り)を食べちゃいましょう☆
日本語が通じなくてもオーダーは簡単
オーダーはこの表に数量を書き込むだけ。
簡単ですねっ ( ̄▽ ̄)
そして、小籠包が運ばれてくるまでお茶でも飲んで待っていようと思ったんですが……
テーブルの上に置いてある湯飲みが空っぽ。
気付いてもらえなかったので、お水が欲しいとお願いしました。
こんな時でも、日本語がすご~く通じるお店ではないけど全く問題ないです♪

店員さんの1人が簡単な内容の日本語を話せます。他の人とは、簡単な英語でのコミュニケーションになります。
肉汁が溢れる!絶品の小籠包を食す
それではお待ちかねの食レポを開始します♪
基本中の基本。小籠湯包
ミニサイズの蒸籠に入って運ばれてきました!
まずは、お店がおすすめする食べ方で頂きます。
①小籠包をお箸でそ~っと持ち上げて、レンゲに載せる。
②お箸で皮に穴を開ける。
③出てきた肉汁を吸ってから、お醤油とショウガで食べる。
パクッ……。
ひゃ~美味しいっ o(≧▽≦)o
写真にもあるように、肉汁がたっぷりなんです。
丁度よく胡椒がきいていて、お肉の食感はものすご~く柔らかい!
どんだけ細引きのお肉を使っているんだ~!!
……と、お1人様だったんで心の中で叫んでみました。
80TWD(約294円)/ 4個
あっさり味が魅力。絲瓜蝦仁湯包
続いて同じく日本人に人気のこちら。
皮が薄~いから、中身のヘチマとエビが透けて見えているじゃないですか!
その薄い皮が破れないよう恐る恐る持ち上げて……
ほら、こっちもスープがこんなに出てきました!
ヘチマ独特の食感が残っているんで、さっきの小籠湯包よりも歯ごたえがあります。
あっさりした優しい味で、とってもヘルシー♪
ジューシーなヘチマの炒め物が、口いっぱいに広がる感じです。
120TWD(約440円)/ 4個
1番のおすすめ☆蟹黃湯包
今度は、カニみそ入りにいってみましょう!
カニみそとスープが少し吹き出たようで、まるで後からトッピングしたみたいですね
( ̄▽ ̄)
そーっとつまんで……
出てきましたよスープが。
あれ!?
なんか口に入れた感じが、最初の小籠湯包よりもジューシー!
今更かも知れないですが、蟹とお肉って合うんですねっ (≧∇≦)
個人的には、味がとってもまろやかなコレが1番美味しかったです。
120TWD(約440円)/ 4個
ほのかな香りが口に広がる。鮑魚湯包
最後に、高級食材のアワビが入ったものを頂きます。
写真では分からないかも知れませんが、ベージュ色のアワビがうっすら透けて見えるんです。
どれどれ……。
アワビがお肉に埋もれているのを発見!
こちらも胡椒がきいています。
歯ごたえがいいアワビを噛んでいる時に、その味がフワァ~っと口の中で広がって
美味し~い、幸せ~
(*´∇`*)
ジューシーさで言うとカニみそ入りの方が勝っていますが、食感はメリハリがあるコレの方が好みでした。
140TWD(約514円)/ 4個
杭州小籠湯包で知るミシュランが称えた味
今回4種類を食べてみて、それぞれの特徴が違い美味しかったです♪
“たっぷり” と表現して良いほど中に入っているスープ。
そ~っと持ち上げねばならぬほどの薄い皮。
タレを付けずとも丁度良い味付け。
これこそが、あのミシュランが称えた小籠包なんですね!
皆さんも1度は訪れて、お気に入りの味を見つけてみて下さい☆
住所:台北市松山區民生東路三段118號
電話:02-6613-0666
営業時間:毎日11:00~21:00
クレジットカード:使用可
ホームページ:
https://www.thebestxiaolongbao.com/