こんにちは♡台湾在住のLuanaです。
台湾を訪れたら1度は食べたい、昔ながらの “台湾式朝ごはん”。
お店は山ほどありますが、今回は「鼎元豆漿」に行ってきました!
台北の裏路地の住宅街にある小さなお店ながら、お客さんが途絶えない人気ぶりです。
地元の人が絶賛する台湾式揚げパンや豆乳など、人気メニューをご紹介します☆
目次
鼎元豆漿で食べられる朝ごはんとは?
台湾で昔から朝ごはんとして定番の、パン、揚げパン、おにぎりなど、色々な物が揃います。
特に店名にもある豆漿(豆乳)は毎日夜中から作り始め、香りが良く非常に新鮮。
気になる味は “あの「阜杭豆漿」にも負けない” と言う人もいるほどなんです!
だから海外のグルメ番組やガイドブックでも紹介されていて、たくさんの旅行者が訪れます (・∀・)
私もこの日、スーツケースを引っ張って食べに来ていた日本人を見かけましたよ♪
大行列覚悟の有名店「阜杭豆漿」については、こまたろさんがレポートされています☆
シンプルな造りのお店の外観と内観
さて、私が訪れたのは平日の朝8時過ぎ。
大きな学校がお店の目の前にありますが、授業が始まっているため周辺はとても静かです。
住宅の1階にある小さなお店は、正面から見ると看板がとっても目立ちます。
人気店ゆえに次から次へと人が出入りし、店内で食べているお客さんも結構いるので、
席があるか不安 (; ̄ェ ̄)
まぁ、とりあえず行ってみましょう!
入り口には、値段は書かれていませんがメニューがあります。
そして中に入ると、
フロアーの右手は、端から端までキッチンになっていて、
店員さんが揚げパンの生地を成形していたり、
オーブンでパンなどを焼いている様子が見られます。
と言うことは………
出来たてが食べられるっ (≧∇≦)
そして、キッチンと食事スペースを仕切るようにあるカウンター上には、
焼き餃子や点心、
野菜とお肉が入った中華まんなど、8種類のメニューが並んでいます。
台湾で売られている中華まんは、具がたっぷりで美味しいんですよ♡
今回はオーダーしなかったので、よかったら下の記事を参考にしてみて下さい。
店内で食べるスペースには、30人位が座れる席があります。
この時は9割ほど埋まっている状態で、なんとか席を確保できました。
でも時間帯によっては、席が空くまで待つことも多いようです。
壁側に、お箸、小皿、調味料などが置いてあるので、必要な時は自分で取ります。
オーダーする時は要注意!內用と外帶で並ぶ列が違う
店内をぐるっと見渡したところで、私も入り口から列に並んでみました!
そして、もうすぐ自分の番になる時に気付いたのは・・・
ここは “外帯” の列だった ( ゚д゚)
上をよく見たら、
テイクアウトを意味する “外帯(ワイダイ)” の表示があるじゃないですか~!!
そして、お店の奥で並ぶお客さんの頭上には、
店内で食べる意味の “内用(ネイヨン)” の表示が・・・。
だから、せっかく並んだにも関わらず、慌てて奥に移動しました!
ちなみに結帳(ジエザン)とはお会計のことです。

間違えて並ぶお客さんがよくいるのか、店員さんは先に確認してからオーダーを取っています。皆さんも注意して下さい。
お店の人気メニュー4つを食レポ☆
お店の中央にあるメニューには、食べ物と飲み物が合わせて約30種類が書いてあります。
中でも人気なのが、
- 燒餅夾油條(サオビンジャーヨウティアオ)
- 小籠湯包(シャオロンタンバオ)
- 米漿(ミィージャン)
- 豆漿(ドウジャン)
どれも台湾によく来る人には見慣れた朝ごはんですね♪
でも、
なんじゃこりゃ (。・ω・。)
という場合には、
A4サイズくらいの日本語で書かれたメニューが役に立ちます!
こちらはオーダーの際に「日本語できる?」と聞いたら、見せてくれました。
でも、見た目で日本人だと分かる時は、お店に入った時点で店員さんから渡されるようです。
幸い日本人のお客さんが多いため、店員さんも慣れているから大丈夫☆

上の写真を参考に、紙に書いて渡す方法も良さそうです!
オーダー必須!カリっとモチっと “燒餅夾油條”
それではお待ちかねの食レポを始めます!
まずご紹介するのは、パン(燒餅)に挟まれた揚げパン(油條)から。
可愛い日本人女子たちもお店に入って来るなり、
揚げパンあるよっ
♡ (*´∇`*) ♡
と、興奮していました。
長さは大体20cmありますが、食べやすく半分に切ってくれます。
これだったら他の人とシェアしやすい♪
そう言えば中華系の人は、ご飯と餃子を一緒に食べる日本の食文化にビックリするようですが・・・
コレも似たようなもんじゃないですかぁ~。
炭水化物+炭水化物 ( ̄▽ ̄)
まず、あえて別々に食べてみると・・・
幾つかの層になっている外側のパンは、表面はカリカリで、薄いのに中はモチモチ♡
まぶしてあるゴマがすご~く良い香りで、ほんのり塩味がついています。
一方の揚げパンは、揚げ物特有の香ばしさと、カリカリする食感が特徴です。
そして、これら2つを一緒に食べると、ゴールデンコンビと言わんばかりに美味しい!
ちなみに。
パンで揚げパンを挟む食べ方を始めた人は何てグルメなの♡
と、思ったら大間違いです。
実は、昔の人は揚げパンで汚れた手を洗うのが面倒だったから、この食べ方が広まったんだとか。
グルメな人じゃなくて、ずぼらな人が生み出した味です。
35元(約125円)
有名店にも負けない美味しい “小籠湯包”
朝から美味しい小籠包だって食べられます!
何店も食べ歩いた地元の人が美味しいと、太鼓判を押すほどなんです。
オーダーが入ってから蒸すので、番号札をもらって席で待ちましょう。
10分くらい経ったら、
蒸籠に入った熱々の小籠包が、湯気を立てて運ばれて来ました!
皮を破ってみると、
中からジュワ~っとスープが溢れ出します。
厚めの皮はモチモチで、細かいお肉が使われている具のお肉は溶けるような食感。
胡椒はきいておらず、しっかりとしたお醤油の味がついています。
タレは付けなくても、そのままで美味しい!
有名店に勝らずとも劣らない小籠包です。
100元(約358円)
珍しい!甘さが控えめで香ばしい “米漿”
ピーナッツが入った甘いお米のドリンク、米漿。
台湾ではスーパーでもコンビニでも売られていて、老若男女に人気があります。
今回は冷たいものをオーダーしました。
普通はこのままストローを刺して飲むんですが、蓋をあけてみると・・・
色が濃いっ (´⊙ω⊙`)
さらに、飲んだ時のピーナッツの香りといい、香ばしさといい、色と同様に味も・・・
濃いっ!
しかも、珍しく甘さ控えめ♡
常に豆乳派の私ですが、ここのお店に来たら米漿派になってもいいと思うほどです。
20元(約72円)
裏メニュー!? “無糖豆漿加蛋”
最後は、店名にも使われている美味しい豆乳をご紹介します。
熱々のものが、大きなお鍋に入ってキッチンに置いてあります。
メニューに書かれているのは大きく分けて2種類。
- 甜豆漿(砂糖入りの甘い豆乳)
- 鹹豆漿(具入りの酸っぱくて塩辛い豆乳)
でも、メニューにないにも関わらずオーダーできるのが、
無糖豆漿(ウータンドウジャン/無糖の豆乳)
いわゆる裏メニューっていうやつですね♪
そして今回は、熱い無糖の豆乳に生卵を入れたものをオーダーしました!
豆乳は、大豆の香りがほんのりと口の中に広がります♡
焦がした風味は、あると言えばあるし、ないと言えばない、万人受けする味。
卵は固まっておらず、特に味がするわけでもありません。
朝ごはんにタンパク質が強化できる超オススメの食べ方なんです!
とっても優しい味と温かさが、朝から胃に染み渡る~ (*´∇`*)
お客さんの中には、パンや揚げパンを豆乳に浸して食べる人もいるんです。
だから私も真似してやってみました。
いや・・・(。・ω・。)
カリカリ&モチモチの食感がなくなるから、コレはちょっと・・・。
じゃあ、この食べ方もあるっていう話までにしておきますね。
25元(約90円)
日本でなかなか食べられない鹹豆漿については、下の記事でご紹介しています☆
お店がある場所
お店があるのは、台北市内で比較的早い時期に開発された中正區という所。
近くにある有名な観光スポットは「中正記念堂」です。
そう言えば、この辺は最近よく来てるなぁ ( ̄▽ ̄)
それもそのはず。
お店から徒歩4分の所には、つい先日食べに行った台湾式おにぎりの専門店「劉媽媽飯糰」が。
さらに!
小籠包のお店「盛園絲瓜小籠湯包」や、「杭州小籠湯包」の本店までも徒歩7分の近さなんです。

中正區には台湾グルメの有名店がたくさん♪「中正記念堂」の観光と合わせて楽しめます。
お店の行き方
台北市内を走るMRTを利用して行くのが便利です。
緑色の松山新店線、または、赤色の淡水信義線に乗って「中正紀念堂駅」で下車。
3番出口から外へでたら、右へぐるっとUターンします。
駅の出口の裏側にある通りを右へ、とにかくお店まで真っすぐ歩いて下さい。
途中にある「寧波東街」を過ぎ、
目印になる大きな学校が見えてきたら、間もなく到着です。
最寄り駅から徒歩3分と、アクセスしやすい所にあります。
「鼎元豆漿」の台湾式朝ごはん。人気の4品は特に美味しい!
毎日手作りしているので、味も香りも食感も、本当に満足できる美味しさです。
路地裏にある小さいお店ながら、人気があるワケが分かりました。
MRTの駅からアクセスしやすいロケーションも嬉しいです!
台湾式朝ごはん、特にご紹介した人気メニューの4品が食べたくなったら、ぜひ「鼎元豆漿」へ☆
住所:台北市中正區金華街30-1號
電話:02-2351-8527
営業時間:月~金 4:00〜11:30
定休日:なし