こんにちは!michikakuです。
今回は、香港にあるマル秘スポットを紹介します。
「香港ディズニーランドとかもっとメジャーな場所を教えてよ!」
気持ちはわかります。
東京ディズニーリゾートへは行ったことのある私も、香港ディズニーランドに行ったことありません。
死ぬまでには、一度訪問してみたいです。
ともかく、今回紹介する場所へ行ってみてください。
後悔はしません。
金融街・中環
香港の観光スポットの多くは、香港島や九龍半島に存在しています。
香港最南部の香港島の北部は、ビジネスの中心街ですね。
ロンドンやニューヨークに並ぶ金融街としても、知られています。
中環には銀行などが立ち並んでいますが、少し内地へ進むとバーや住宅街があるんですね。
日本でもビジネス街にタワーマンションが建ったりしているので、ビジネス街と住宅街の境目はなくなりつつあります。
しかし香港は狭いので、ビジネス街からちょっと歩いただけで雰囲気が変わります。
そこが、香港の魅力のひとつと言えるんじゃないでしょうか。
中環をぶらりと歩くと発見したモノ
私も中環を歩いていてたまたま発見しました。
中環というと、「ヴィクトリア・ハーバー」や「ランカイフォン」、「ヴィクトリア・ピーク」までのケーブルカーなど、
観光スポットも目白押しです。
「ヒルサイド・エスカレーター」という長いエスカレーターを登っていて、何かに気づいたんですね。
「落書きが多いよなぁ。」
海外旅行で、たまたま面白いモノに出会うことはほとんどありません。
だいたい、『地球の歩き方』や『Lonely Planet』で見た場所に行くんですね。
で、観光スポットに訪問して、楽しんで終わり。
それも、海外旅行の楽しみ方のひとつです。
しかし、初級から中級へと、海外旅行の楽しみ方を変えてみるのもいいんじゃないでしょうか。
ガイドマップに頼らずに、面白いモノを探してみる。
きっと、新しい発見に出会うでしょう。
今回は、たまたま香港で遭遇したときの感動を伝えたいと思い、記事にします。
What is “Graffiti”?
ニューヨークのマンハッタンで生まれたグラフィティ
これなんだかわかりますか?落書きですね。
日本でも落書きは多いですが、凝っていますよね。
「グラフィティ」ですね。
落書きなんですけど、一部のモノは美術館の絵画を見ているようです。
1970年代前半にニューヨークのマンハッタンで生まれたのが、このグラフィティです。
壁だけでなく、地下鉄の車体に描かれたグラフィティを見た方も多いでしょう。
アーティストたちが表現の場所を求めて壁に描いたのは始まりで、ストリート文化とも結びついて独特のアートを作ったわけですね。
いまではマンハッタンだけでなく、日本でも見かけるようになりました。
グラフィティのある場所
香港島中環から上環にかけて、そんなアートなグラフィティがたくさんあります。
私が見つけた限り、アートなものだけで30~40ありました。
中環付近を歩き回りましたが、この辺坂だらけなんですよ。
イメージとしては、神戸や横浜でしょうか。
海沿いがあってすぐ山がある感じですね。
グラフィティが坂の部分にあるんで、探すだけでも大変なんです。
私が見つけた以外にもたくさんあるかもしれませんが、どれもインスタ映えしそうでしたので、
私のiPhoneにはグラフィティの写真がいっぱいです(笑)
なぜ香港中環付近にグラフィティが多いのか?
非常に不思議なのは、「どうしてこんなにグラフィティが多いのか」ということですね。
実は、中環から上環にかけて、小さなアートギャラリーが多くあります。
世界中から、アーティストが香港で活動しているんですね。
「アートバーゼル香港」というアジア最大級の展示会も、ここ香港で行われます。
つまり、香港在住のアーティストが中心となって、グラフィティを描いているわけですね。
でも、どうして中環や上環なのか。
「ランカイフォン」という夜に遊ぶ場所があったり、高級住宅街があったりと、中環は欧米からの居住者に馴染みのあるエリアなんですね。
もともとイギリスの植民地ですから、外国人が多いのは当然なんですね。
またグラフィティには政治活動の意味合いもあります。
中環で学生がデモを行ったことを記憶している方もいるでしょう。
「中環」で自由に落書きを描くというのは、ある種の反発なわけですね。
香港のグラフィティというのは、政治やら歴史やらアートやらが融合した特殊な文化なんだな、と私は思います。
香港のグラフィティの一部を一挙公開!
ヒルサイド・エスカレーター周辺
中環の「グラハムストリート」近くに、「ヒルサイド・エスカレーター」というのがあります。
山に向かって、エスカレーターが走っています。
高低差150m、全長800mなんですね。
このヒルサイド・エレベーター周辺にいくつかグラフィティがあります。
なかには、子供たちが描いたと思われるグラフィティもありますね。
ランカイフォン周辺
ヒルサイド・エレベーターのそばには、「ランカイフォン」と呼ばれるバー街があります。
この周辺にも、グラフィティが多くあります。
グラハムストリートにも有名なグラフィティがあり、観光客がたくさん写真を撮っていました。
ハリウッドロード周辺
グラハムストリートを超えて、上環に向けて歩くと、至るところにグラフィティがあります。
それと同時に、アートギャラリーも点在しています。
大体ですがハリウッド・ロード公園くらいまで、ずらっとグラフィティがあります。
まだ公開されていないグラフィティが香港に眠っているかも
いかがでしたか。
中環や上環だけでなく、湾仔や銅鑼湾も歩きましたが、中環周辺にグラフィティが多いですね。
とはいえ、私が見ていないグラフィティが香港に眠っているかもしれません。
香港に訪れた際には、ぜひグラフィティを探してはいかがでしょうか。
インスタ映えしそうなグラフィティが目白押しです。