香港

香港の魔境・重慶大厦でインド料理が食べられるって知ってる?

はじめまして!michikakuです。

香港とお隣の中国・深圳に行ってきましたので、そのときのレポをします。

 

香港と聞いて、思い浮かぶ観光スポットってどこでしょうか?

香港ディズニーランド?ビクトリアハーバー?ザ・ペニンシュラ香港?

いろいろ思い浮かべた場所があるんじゃないでしょうか。

香港に旅行したら一度は足を踏み入れて欲しいのが、重慶大厦(チョンキン・マンション)です。

聞いたことがありますでしょうか。

「香港と言ったら、足つぼマッサージとか飲茶でしょ?」

はい、わかります。

私も香港に初めて訪問したときは、香港島を走るトラムに乗ったり、ビクトリアハーバーではしゃいでいました。

 

でも、古き良き(というか怪しい)香港を知るには、重慶大厦に立ち寄るのが一番じゃないでしょうか。

そこで、重慶大厦のちょっぴりディープな楽しみ方について紹介します。

重慶大厦ってどこにあるの?

香港ひとつ取っても、行き慣れていない人なら場所がピンとこないでしょう。

香港は神奈川県とほぼ同じ面積なんですね。

といっても、中心街はそんなに大きくないんです。

香港のいちばん南に香港島があって、海をはさんで九龍半島があります。

香港の中心街といったら、香港島の北側と九龍半島の南側付近だけです。

重慶大厦は香港の中心街・尖沙咀(チムサーチョイ)にあります。

九龍半島の最南端で、マカオへのフェリーターミナルや5つ星ホテルであるザ・ペニンシュラ香港が近くにあります。

で、重慶大厦ってどんなところなのかって言うと……

こんなビルなんですね。

ただの雑居ビルです。

私が初めて香港に訪れたときはもっと汚いビルだったんですが、改装されました。

九龍城砦というのがかつて存在した

どうしてただの雑居ビルなのに、オススメするのか。

香港の中心街なのに、いろいろ怪しいんです!

入口付近には、インド人やアラブ系の人たち、黒人がたくさんいます。

全く、香港っぽくない……。

そこがいいんですね。

中には、「九龍城砦」っぽい雰囲気だから、重慶大厦がイイという人もいます。

 

ちなみに、九龍城砦はこんな感じです。

(出典:ウォール・ストリート・ジャーナル

随分と怪しいですね。

増築を重ねてこんな奇妙なかたちのビルになったとか。

私も行ったことありません。

1994年に取り壊されてしまったんですね。

当時、香港はイギリスの領土で、九龍城砦だけが中国の領土だったんです!

だから九龍城砦は、香港の法律の行き届かない無法地帯だったわけです。

一旦九龍城砦に入ったら、二度と出てこられないなんて噂も。

 

重慶大厦も九龍城砦と似て、怪しい雰囲気のするビルなんですね。

重慶大厦の内部も怪しさ満点!

重慶大厦の入口には、インド人やアラブ人、黒人がいっぱいいます。

重慶大厦の外観

重慶大厦に行くと、彼らが何者なのか気になって仕方ありません。

電話で誰かに連絡したり、仲間内で話をしてたりします。

恐らく、知らないほうがいいんでしょうね(笑)

中には、ホテルの客引きもいます。

重慶大厦の中には、たくさんの簡易ホテルがあるんです。

どのくらいホテルがあるのか数えたことはありませんが、100は超えているんじゃないでしょうか。

 

重慶大厦の入口に入ると、怪しい外国人に

「ホテル?ホテル?」
「SIMカード?」

と声かけられます。

まあついていかないほうがいいでしょう(笑)

昔SIMカードをここでぼったくられました。

 

SIMカードを売ってる雑貨店だけでなく、両替所、クリーニング屋、ネットカフェまであります。

病気さえしなければ、重慶大厦の中だけで生活できる気がします

(ちなみに重慶大厦のとなりにある美麗都大厦という似た感じの雑居ビルには、紳士服の店や歯医者さんまであります)。

リニューアルされてオシャレなフロアも!

非常に怪しい重慶大厦ですが、おしゃれなフロアもあります。

いかがわしい入口を出て正面左となりに移動すると、エスカレーターが。

そこを登ってみると……

2階には、こんな感じでドラッグストアやコスメショップが!

そして3階には、ファミリーレストランまであります。

Watson’sは香港を代表するドラッグストアで、SaSaはコスメショップ、そしてCafe de Coralは香港でチェーン展開するファミリーレストランです。

店内も香港人だらけで、こちらは普通に香港といった感じですね。

インド料理屋へ!正面入り口から入ると怪しさ満点!

「重慶大厦ってアウトレットモールと変わらないんじゃないの!?」

Watson’sやCafe de Coralに立ち寄ると、そう思っちゃうんですね。

 

でも、重慶大厦の正面入り口に戻ると……

怪しい人たちでいっぱい(笑)

目を合わせるのも、勇気がいります……。

Watson’sやCafe de Coralには、インド人はいませんからね(笑)

奥へ進むと、エレベーターが。

人はあんまりいませんね。

左側のエレベーターが偶数階に、右側のエレベーターが奇数階に停まる仕組みです。

夕方から夜にかけては、重慶大厦内のホテルにチェックイン客でごった返しています。

目的のフロアに行くエレベーターは1基しかないんで、混雑時は結構待たされます。

ちなみに、こんな感じのエレベーターがA棟からE棟まで10基あります。

で、こんな風にテナントが書いています。

7階に「咖喱王」があります。

4年前にも訪問したインド料理のクラブですが、もう閉店してんじゃないかとドキドキしました。

 

エレベーターに乗り込みます。

7階に到着!

咖喱王の外観

ちなみにここレストランじゃないんです。

会員制のクラブという扱いです。

レストランじゃないからといって衛生面が悪いとかありませんので、ご安心を!

 

中に入ると、香港人らしきおばちゃんの店員が。

私「カレー食べられます……。」

おばちゃん「( ゚Д゚)ハァ?」

私「食事したいんですが……。」

私は客に見えないのでしょうか(笑)

香港に到着して1日めだったんで、自信なさそうに映ったんですかね。

もちろん英語ですよ。

広東語でも通じるんですけど、喋れませんからね。

4年前にもらった会員カードを見せればよかったんですが、失くしちゃいました。

 

食事を待っているに、店内をパシャリ!

咖喱王の内観

結構、人がいますね。

旅行客はあんまりいなさそう。

宿泊客らしいヨーロッパ人のカップルがいました。

さっきのおばちゃんと顔なじみみたいです。

よくこんな店見つけましたね(笑)

さすがにロンリー・プラネットには載っていないと思うのですが……。

ロンリー・プラネット(Lonely Planet)

旅行ガイドブック。Wikipediaによると、シェアは25%で、世界最大とのこと。日本の『地球の歩き方』に似ているが、単色刷りで英語でびっしり書かれている。

メニューはこんな感じです。

咖喱王のメニュー

1HKD=14円くらいなので、日本より高いかも。

英語で説明が書いてますので、わかりやすいですね。

パパド

最初にもってきたのが、この前菜です。

咖喱王のパパド



このパパドと呼ばれるスナック菓子、最初にもってくる店が多いですね。

ソースをつけて食べます。

サモサ(Samosa)

咖喱王のサモサ

サモサ(39HKD: 約550円)は、芋とひき肉を揚げたものですね。

 

食べてる最中に、おばちゃんに会員証の申し込み書を書かされます。

この辺の雑な感じがいいですね(笑)

すぐに会員カードを発行してくれました。

4年前にもらったのとデザインが一緒でした。

チキンマカニ&ガーリックナン

チキンマカニガーリックナンが来ました。

咖喱王のチキンマカニとガーリックナン

チキンマカニ(86HKD: 約1,200円)は、トマトとバターをベースにしたカレーですね。ちょっぴりスパイシーなんですが、バターでまろやかな感じに仕上がっています。

ナンの種類も多くて悩みどころですが、ガーリックナン(27HKD:約400円)を選びました。

カレーがたっぷりなんで、2人で来てシェアできるくらいの量ですね。

マンゴーラッシー

咖喱王のマンゴーラッシー

最後に、マンゴーラッシー(39HKD: 約550円)。定番のアイスドリンクです。

スパイシーなカレーの口直しにぴったりですね。

 

海外に来ると忘れやすいのが、レシートの扱い。

請求書(Bill)を持ってきてもらって、レジで支払いです。

 

レジには、インド人と香港人のハーフっぽい男性がいました。

この人がオーナーなんでしょうか。

4年前にもいたので、よく覚えています。

私「4年前にもこの店来たんですよ。」

オーナー「美味しかった?」

私「あなたのこと覚えています。」

オーナー「美味しかった?」

私「……。」

話が噛み合いません(笑)

 

室内は殺風景なんですが、味はなかなかいけます。

別の日にも咖喱王に訪問

1週間ほど香港に滞在しましたので、咖喱王にもう1度訪問しました。

「香港に来たのに、インド料理かよ!!」

と思うかもしれませんが、中国料理ばかりでも飽きます(笑)

ちなみに、そのときの注文はこちら。

チキンマドラス(Chickin Madras)

咖喱王のチキンマドラス

こちらは、チキンマドラス(86HKD: 約1,200円)。

ココナッツベースのカレーで、マイルドです。

チャイ

咖喱王のチャイ

こちらは、チャイ(20HKD: 約300円)ですね。ガーリックテイストの紅茶で、ラッシーと並んで定番の飲み物ですね。

ほかにもインド料理店がいっぱい

咖喱王以外にも、たくさんのインド料理店が営業しています。

1階にもテイクアウト用のお店がありますが、2階には……

中は広くて、ナイトクラブみたいな感じのインド料理店です。

別の棟にも……

こんなお店や、

あんなお店があります。

重慶大厦にあるすべてのインド料理店を回れませんが、いろいろありそうですね。

テナントにはビザ発給所や簡易ホテルも

咖喱王以外にも、多くのテナントが重慶大厦の中にあります。

ノンフィクション作家の沢木耕太郎さんが宿泊した快樂招待所も、いまでも営業しています。

バックパッカー用のドミトリーから、簡易ホテルまでさまざまです。

重慶大厦のオススメ度は?

怪しい雰囲気の重慶大厦ですが、意外と安全だと思われたんじゃないでしょうか。

日本人観光客やビジネスマンも宿泊していたのを見かけました。

釜山からの若い韓国人女性もスーツケースをもっていましたエレベーターに乗り込んでいましたね。

誰も頼んでないのにインド人男性がホテルの場所をガイドするので、ビビっていましたが(笑)

インド人男性もいい奴そうでした。

咖喱王の場所も教えてくれましたし(知ってるけどね)。

 

ただ、宿泊はあんまり勧めません。

4年前に宿泊した経験がありますが、トイレとシャワーが一体になっているんですね。

あんまり衛生がよくないんです。

夜遅くなると怖い雰囲気なのも事実。

一応管理人の香港人男性が1階の中央にいるんですが、薄気味悪いんですね。

 

昔は中国に入国する際にビザが必要でしたので、香港がビザ発給の拠点になっていました。

とくに重慶大厦には、ビザ発給を手配する代理店がたくさんありました。

いまは14日以内ならビザは必要ありませんので、ビザ発給の拠点の役目は終わりつつあります。

 

ともかく両替所のレートもいいので、両替したい方やインド料理を食べたいという方にオススメですね。

アメリカからヨーロッパ、アジアに至るまで30ヵ国以上の訪問があります。

ロンドンにも住んだ経験があり、フィッシュ&チップスやイングリッシュ・ブレックファストを懐かしく思う今日この頃。

現在は国内の怪しいスポットや温泉巡りが趣味です。

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